こんにちは、最近矯正を始めたゆうまこと(@yumakoto764)です(^^)f
30代二人の子持ちですが矯正を始めることにしました!
不安なことも多くたくさんの方のブログを見たり調べたりしたので、私と同じように矯正を検討されている方のお役に立てれば、と備忘録も兼ねてまとめることにしました。
矯正を決断したきっかけ
昔から上下1本ずつ気になる歯がありましたが、そこまで大きく傾いているわけではないので学生時代までは気に留めることはなかったです。
ただ、親知らずを上下1本ずつ抜いてから少しずつそのガタガタが大きくなったような気がして歯磨きは以前よりも念入りにするようになりました。
長男君出産後に近くの歯科医に矯正相談に行ってみたのですが、費用が高額なことと期間が長くかかると言われるとなかなか決断できず。
そうこうしているうちに長女ちゃんを身ごもり、矯正問題は立ち消えに…。
しかしここ最近保育園でも歯科検診やフッ素塗布をするようになって歯に興味が出てきたらしく、長男君から「お母さん何で歯がガタガタなの?」と言われてしまい矯正を決意しました。
愛する息子に言われるのはショックすぎる…。
ということで子を2人産んで30代になってから再度矯正歯科探しをスタート。
この矯正のカテゴりでは少しでも悩んでいる人のお役に立てるように写真もたくさん使いたいと思っていますのでグロテスクな写真(口腔内)が苦手な方は写真はすっ飛ばしてくださいね。
歯列矯正って何なのか?
まず、矯正歯科とは言うけど、歯科矯正とは言わないんですね。
歯列矯正のようです。
そして、私は歯列矯正はワイヤーを使って悪い歯並びを整えるものだと思っていました。
ですが違うんですね。
歯並びだけでなく、噛み合わせの不具合も直していくというものだそうです。
どんな歯並びの人でも現在食事が取れているということは「噛む」動作はできると思います。
しかし歯がガタガタであったり、上下のあごの歯並びが噛み合わないような状態は「不正咬合」(ふせいこうごう)というそうです。
この不正咬合によって
・噛みにくい
・虫歯になりやすい
・言葉が喋りにくい
・顎関節症になりやすい
・口元の審美性の悪化
等の影響があるそうです。
こういったことを防ぐために歯並びを整え、噛み合わせを合わせていくことが大事なんですね。
そして矯正には時間がかかります。
基本的に2~3年かかるそうです。
部分的に矯正をする場合や短期間で終えられるようなものも現在はありますが矯正は装置を付けたら終わりではないんです!
綺麗な歯並びにした後は歯が元の位置に戻ってしまうのを防ぐためにリテーナーというものをつけるのでさらに2~3年。
知らなかった…。
矯正って本当に長丁場なんですね( ;∀;)
接客業なので育休中に終わらせようなんて甘い考えでした…。
歯科医院の種類
歯科医院には3種類あります。
①矯正のみを専門にしている歯科矯正医院
②一般の治療(虫歯等)のみを行う歯科医院
③その両方を行っている歯科医院
これは歯科矯正について調べ、カウンセリングを受けて初めて知りました。
矯正を始める前に歯の健康を確認する必要がありますが、虫歯等があるのに①を選んでしまうとそれと別に②や③の歯科医院で治療してもらう必要があるのです。
日本矯正歯科学会認定医・専門医とは?
歯科矯正に特化した医師のことです。
日本矯正歯科学会 認定医規則、専門医規則
上記の認定の規則がたくさん書かれているのですが、簡単に言うと
<認定医>
歯科医師免許を持っていて5年以上学会の会員であり、さらに矯正歯科の基本的な研修や臨床研修を行いながら矯正歯科の臨床に関する論文を発表している人
※5年ごとに更新有。矯正歯科臨床に直接関係する報告を行わなければならないが3回目からの更新の場合は所定の研修ポイントのみでの更新可能。
<専門医>
歯科医師免許&矯正歯科認定医を持っていて、7年以上学会の会員であり、 矯正歯科臨床に関連する報告を発表している人。専門医審査があり、そこで症例をきちんと治したかも評価される。
※5年ごとの更新時に3症例報告し、審査に合格する必要がある。
私はこのように解釈しました。
実は長男君出産後初期にカウンセリングを受けた歯科医院で「あなたの症例はまれだから目だけモザイクして報告させてもらうかもしれない。」と言われたことがありました。(専門医のいる歯科医院)
顎関節症になりやすいのか、顎の位置がずれているだったか…色々と言われてパニくってしまい詳細は覚えていませんが…とりあえず難しい症例で、失敗すると口が開かなくなるかもしれないと言われてしまいました。
そのため失敗しては困る!と、この認定医・専門医がいて経験値が高い矯正専門医に治療をお願いすることにしました。
これに加えて認定医を指導する指導医もありましたが私はそこまでは調べていません。(希望エリアにたくさんの認定医・専門医がいたため。)
矯正方法の種類
矯正方法には
①ワイヤータイプの物(付ける場所、色は選択)
②マウスピース型の物
③インプラント
があります。
私は①か②を希望していましたが、様々なところでカウンセリングを受けた結果②では矯正が難しいということがわかったので①に絞りました。
同じ装置でも歯科医院によって金額も様々ですので注意が必要です。
この種類についてはこちらのサイトの説明がとても分かりやすいと思います。
矯正歯科巡り
歯科矯正と言っても歯科医院によって取り扱っている器具や料金はさまざまです。
同じワイヤー矯正だとしても矯正後歯が戻ろうとする(後戻り)のを防ぐために固定装置(リテーナー)を数年つけるのですが、これも費用がかかる所と矯正装置代に含まれるものと様々。
そして矯正歯科は定期的に通う必要があるためアクセスや予約の取りやすさもとても大事です。
そのため、自分が譲れないことをしっかりと確認してから無料診断等に行かれることをおすすめします。
私が矯正歯科に譲れない項目は6個。
・(育休中にスタートするので)長女ちゃん同伴可なこと。
・仕事が始まっても通いやすいように駅近でアクセスが良いこと。
・仕事が始まると土日の診察を希望するため、土日でも予約が取りやすいこと。
・なるべく低コスト希望。
・日本矯正歯科学会の認定医もしくは専門医がいること。
・歯並びだけでなく顎のこともしっかり診られる医師がいること。
※以前のカウンセリング時に、矯正専門医から私の矯正を行う場合ちゃんと矯正を行わないと口が開きにくくなると言われてしまったため。
それを踏まえて4つの歯科医院に矯正相談をお願いしました。
矯正相談の料金も医院によって無料だったり有料だったり…診察内容も違うものなんですね(;^ω^)
①駅徒歩5分マウスピース・目立たない矯正が売りな通常の歯科治療も行うAクリニック
長女ちゃんは同伴可能で受付のお姉さんが抱っこ等で見ててくれる。「目立たない矯正」に惹かれて無料診断でレントゲン等を撮って診てもらうと約2年程度で通常のワイヤー矯正でなら治療可能。顎については特にコメント無し。土日も予約可能。(矯正学会に属していたものの認定医ではなかった)
②駅直結低コストでワイヤー矯正可能な通常の治療も行うBクリニック
長女ちゃんはベビーカーで大人しければ同伴OK。(泣くと治療中断)矯正料金の安さに惹かれて無料診断でレントゲン、口腔内外の撮影をして終了。こちらも約2年程度でワイヤー矯正で治療可能。顎については特にコメント無し。土日と平日夕方以降は混雑。 (矯正学会に属していたものの認定医ではなかった)
③専門医・認定医のいる自宅より車1時間の有名なC歯科医院
長女ちゃんはベビーカーでなら可能。3,240円(税込、税率8%)でレントゲン、歯並び虫歯等診察台に乗っての確認。ワイヤー矯正で治療可能と思われるが詳細は3万円程度の精密検査を行ってから治療方針の提案。顎については顎関節症の気があるので石膏を取り噛み合わせを確認しながら行う必要がある。矯正料金は一番高額。土曜診察可能だが人気のため予約は平日おすすめ。
④専門医のいる駅徒歩10分通勤途中のD矯正歯科
長女ちゃんベビーカーにて同伴可能。ベビーカーorぐずるようなら抱っこ可。3,240円(税込み、税率8%)で歯の角度を計測等診察台に乗っての確認。ワイヤー矯正のみの取り扱い。顎にスペースが無いため、顎拡大装置の装着とスペースが作れない場合は審美性も考慮すると抜歯の可能性も有り。約3年程度かかりそうな見込みだが詳細は5万円程度の精密検査を行ってから治療方針の提案。矯正専門のクリニックのため土日も予約可能。
どれも大体1時間程度の診察・カウンセリングだったのですが歯科医院によって本当に対応は様々でした。
そしてやはり矯正の専門医がいる医院では顎についても噛み合わせのことを考えた説明がありましたが、専門医がいないクリニックでは顎や噛み合わせについての説明はなく歯並びについてのみの説明でした。
低コストにとても惹かれましたが(今回決めたワイヤー矯正の約半額で出来る…(;×;)顎について説明がなかったことは「ここに任せて今後の矯正治療大丈夫かな?」という気持ちになってしまいました。
もちろん通常の矯正だけで良い方もいると思うので、是非いくつかの歯科にて自分の歯や顎の状態を確認してもらって欲しいと思います。
私は色々悩んだ結果自分の譲れない項目のうち5つを満たしてくれる④の矯正歯科を選ぶことにしました。(低コストという項目だけは満たされず…)
④のクリニックでは長女ちゃん同伴可能と言ってもらえたことと、顎に関しても統計に基づいて見た目・機能共に適切な位置に来るようにできるというのも大きかったです。
今回の矯正歯科巡りで学んだことは
・全て自分の要望に叶うクリニックはないので要望に優先順位をつけること。
・いくつかの歯科にて自分の歯や顎について診てもらうことで状態を正しく知ること。
・学会の会員であることではなく「専門医・認定医」であるかを確認する必要があること。
の3つです。
まとめ
矯正歯科は歯科医の免許を持っていると誰でも始めることが出来ます。
しかし、矯正は歯を動かすだけでなく噛み合わせも変わりますし、抜歯をした後に万一「噛み合わせが悪い」「審美性の悪化」が起こったとしても元に戻せません。
そのため、私は矯正を専門にしており「歯並び」「噛み合わせ」「審美性」全てを総合的に治療できる歯科医院を選ぶための判断基準として日本矯正歯科学会の定めた認定医と専門医のいる歯科医院を選びました。
この記事が歯列矯正を考えている方や歯科医院探しで悩んでいる方のお役に立てたら幸いです♪
素敵な歯並び・噛み合わせになるために無料診断からでも一歩踏み出してみてくださいね(^v^)
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